残しておきたい福祉ニュース 1996〜社会福祉のニュース
残しておきたい福祉ニュース
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 1997年  |
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| 1997.12.24 | 社会福祉法人幸愛会、法人を自主的に解散 知的障害者更生施設白河育成園 |
| ■1997.12.24 社会福祉法人幸愛会、法人を自主的に解散 知的障害者更生施設白河育成園 | |
| 社会福祉法人幸愛会（知的障害者更生施設「白河育成園」を経営）は、法人を自主的に解散する意向を固めた。 二十六日、福島県は、社会福祉事業法に基づく改善命令（措置命令）を同会に通告。 同時に、来年一月六日までに決定に対し弁明書の提出を求める通知を郵送した。 命令理由として、刑事告発されるなど法人の信用を失墜させた、再三指導（今年三回）したのに理事長が独善的運営を改めない、園生の処遇計画の見直しがほとんどない、園生が多数退所し運営が無理、借入金の償還が一部で遅れ、運営に重大な影響を与える懸念がある、などを挙げた。 29日、同法人は理事会で1998年1月31日付けで解散することを決議、職員十五人全員に、来月三十一日付けで解雇する通告をし、取引先銀行に廃止を伝えた。 残っている園生七人には東京都と福島県に緊急保護を求めているが、来月初旬までに保護先が決まる見通し。 理事長が清算人に就任し、土地や建物を処分し約一億四千万円の借金の返済に充てるとしている。一月十二日、福島県は、「園生全員の行き先が決まらない限り、廃止届は受理しない」とする改善命令（措置命令）を通知した。 | |
