残しておきたい福祉ニュース 1996〜社会福祉のニュース
残しておきたい福祉ニュース
2008年 |
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2008.12. 6 | 夜勤や有資格者に介護報酬を手厚く 人材確保で厚労省方針 |
2008.12.10 | "過去に幼児誘拐など6回の逮捕歴" 男児を歩道橋から投げ落とした男に、懲役5年6月判決 |
■2008.12.6 夜勤や有資格者に介護報酬を手厚く 人材確保で厚労省方針 | |
厚生労働省は3日、来年度の介護報酬改定について、介護従事者の人材確保策を盛り込んだたたき台を社会保障審議会(厚労相の諮問機関)介護給付費分科会に示した。夜勤などの負担が大きい業務や専門性の高い人員を抱える事業所に対して、介護報酬で手厚く評価する方針。 夜勤職員を多く配置している施設への報酬を手厚くするほか、介護福祉士などの資格保有者を一定割合雇用している事業所などを介護報酬で評価する。地域別の報酬単価も見直す。 介護従事者の処遇改善に向けて、雇用管理改善に取り組む事業主への助成や効率的な経営モデルの提示などにも取り組む方針。 |
■2008.12.10 "過去に幼児誘拐など6回の逮捕歴" 男児を歩道橋から投げ落とした男に、懲役5年6月判決 | |
★男児投げ落とし男に懲役5年6月 大阪地裁 大阪府八尾市で昨年1月、歩道橋から3歳男児を投げ落として大けがをさせたとして殺人未遂罪に問われた無職吉岡一郎被告(43)に、大阪地裁(樋口裕晃裁判長)は10日、懲役5年6月(求刑懲役12年)の判決を言い渡した。 吉岡被告は裁判所の精神鑑定で「知的障害があり、責任能力は限定的」と診断されており、刑事責任能力と殺意の有無が争点。論告で検察側は「殺意も責任能力もあった」と反論した。 起訴状によると、吉岡被告は昨年1月17日、八尾市の近鉄八尾駅前の歩道橋で授産施設の活動で菓子を販売。施設での人間関係に不満を持ち「大事件を起こして警察に捕まれば関係を断てる」と考え、歩道橋を歩いていた当時3歳の男児を約6・4メートル下の道路に投げ落とし、頭の骨を折るなどの重傷を負わせた、とされる。 |