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 1999. 2.17 新潟県の国立精神療養所犀潟病院で、入院患者が拘束を受け死亡した事件


■1999.2.17  新潟県の国立精神療養所犀潟病院で、入院患者が拘束を受け死亡した事件
新潟県の国立精神療養所「犀潟(さいかた)病院」で、入院患者が拘束を受け死亡した事件を受けて、昨年十月から十二月にかけて行った国立精神療養所(十八施設)などの立ち入り調査結果を発表。

患者六百七人の内、隔離されていたのは二百二十二人で、拘束患者は八十八人いたが、そうのち六十五人(二九・三%)が精神保健福祉法に従わず違法に処遇されていた。

カルテへの記載がないまま看護者の判断で隔離されていたのは十人(四・五%)、隔離患者に対して医師の診察が毎日ないのが七人(三・二%)いた。

通信や面会については、三病院で公衆電話が設置されていなかった。
また、二病院では利用時間の制限を一律に設けていた。医療保護入院については、四人の患者が三病院で、医師の診察がないまま入院させられていたことがわかった。

 

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