残しておきたい福祉ニュース 1996〜社会福祉のニュース
残しておきたい福祉ニュース
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2000. 4.22 | 知的障害者更生施設「にじの家」で女性入所者が入浴死 |
2000. 4.27 | 相模原市にある身体障害者療護施設「さがみ緑風園」で人権侵害 |
■2000.4.22 知的障害者更生施設「にじの家」で女性入所者が入浴死 | |
埼玉県川越署は、知的障害者更生施設「にじの家」で女性入所者が入浴中、指導員が目を話した間に意識不明になり、死亡したため、業務上過失致死の疑いで施設長らから事情聴取している。 女性指導員一人と入所者二人で入浴中、女性指導員が他の入所者の介護のため浴室を離れた間に浴槽の中でうつ伏せになっていたため、病院に運ばれたが五時間後に死亡した。 |
■2000.4.27 相模原市にある身体障害者療護施設「さがみ緑風園」で人権侵害 | |
神奈川県障害福祉課は、相模原市にある身体障害者療護施設「さがみ緑風園」の入所者から実名で寄せられた、処遇改善を求める苦情の手紙(同園ではトイレ時間が決められ、すぐにベッドに行くように言われるなど、介助の方法を不満とする)を、施設側に事実認定する際に、入所者に無断で施設側に見せ、「本人の了承を得ずに、園長らに直接見せてしまったことは軽率だった」として、謝罪していたことがわかった。 手紙を出した入所者は、施設側から「今後こういうことは外に言わずにこちらに直接言うように」と言われ、直後に部屋替えなどもされ、追い出されるなど極度の不安になり、弁護士に相談。弁護士は「名前が明らかにされてしまうなら、だれも苦情を申し立てできず、施設の密室性が強まるだけ」として、県に公開質問状を出した。 |