残しておきたい福祉ニュース 1996〜社会福祉のニュース

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残しておきたい福祉ニュース

 2003年 
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 2003. 6.11 介助者も大変だ 車いすのブレーキをかけ忘れで訴えられる
 2003. 6.17 「長沼陽風学園」の施設長が出張旅費を二重に受け取る


■2003.6.11  介助者も大変だ 車いすのブレーキをかけ忘れで訴えられる
東京高裁は、大阪府に住む脳性まひの男性が「新宿駅ホームで介護の駅員に車いすのブレーキをかけず放置された」として、JR東日本に一一〇万円の損害賠償を求めた訴訟で、「駅員がブレーキをかける注意義務を怠った結果、ホームで車いすが数センチ動き、男性は『線路に落ちるのでは』という恐怖を感じた」と、一審に続きJR東日本の責任を認める判決を出した。

■2003.6.17  「長沼陽風学園」の施設長が出張旅費を二重に受け取る
北海道空知支庁は、社会福祉法人長沼陽風会の知的障害者更生施設「長沼陽風学園」の施設長が、同学園などから出張旅費約一五〇万四千円を二重に受け取っていたことがわかったとして、施設長から事情を聞き、口答で注意し、近く特別監査を実施すると発表。

二〇〇〇年四月から今年三月までの三年間で、約三〇回にわたって、編集委員を務める財団法人「日本知的障害者福祉協会」(知的障害者福祉施設の施設長などで組織)の機関誌の編集や取材の名目で、同学園と同協会から、それぞれ出張旅費を受け取っていたとしている。

 

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