残しておきたい福祉ニュース 1996〜社会福祉のニュース

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残しておきたい福祉ニュース

 2007年 
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 2007. 6. 4 <正面衝突>ワゴン車とダンプ 2人死亡6人重軽傷 君津市 たびだちの村
 2007. 6.11 コムスンから介護を受けていた男児死亡 千葉市
 2007. 6.13 東京・高田馬場のスーパー店火災、火遊び小学5年生を補導 男子児童は知的障害を抱える


■2007.6.4  <正面衝突>ワゴン車とダンプ 2人死亡6人重軽傷 君津市 たびだちの村
4日午後3時ごろ、千葉県君津市尾車の県道で、近くの知的障害者支援施設「たびだちの村」職員、斉藤春美さん(25)=同県木更津市=運転のワゴン車と同県鴨川市、運転手、青木博行さん(34)の大型ダンプカー(12トン)が正面衝突した。

ワゴン車には入所者6人と斉藤さんが乗っており、入所者で無職、松尾智也さん(34)と同、三橋克之介さん(34)の2人が全身を強く打って死亡した。斉藤さんら2人が重傷、残る3人と青木さんが軽傷を負った。

県警君津署の調べでは、現場は片側1車線(幅3メートル)の道路で、ワゴン車が緩い左カーブを曲がりきれずに対向車線に、はみ出し衝突したらしい。現場はJR内房線君津駅から南東に約6キロ離れた田園地帯の一角。

施設によると、ワゴン車の7人は施設内の畑で栽培したシイタケをスーパーに納入後、事故現場から南へ約1キロ先の施設に帰る途中だった。

近くの田んぼで草刈りをしていて、事故直後に現場に駆け付けた男性(70)は「1秒ぐらい、プーッと車のクラクションが鳴って、少し間があった後、激しい衝突音があった。

見に行くとワゴン車の前部がぐちゃぐちゃに押しつぶされていた」と語った。救出活動を手伝った男性会社員(43)は「2人は、ほぼ即死状態のようだった」と話していた。

■2007.6.11  コムスンから介護を受けていた男児死亡 千葉市
千葉市で05年、訪問介護大手「コムスン」から在宅介護を受けていた当時3歳の男児が死亡していたことがわかった。

これは、05年11月、先天性の持病を持つ千葉市の秀嶋健太ちゃんが、コムスンの男性ヘルパーによる在宅介護中に死亡したもの。健太ちゃんの直接の死因は、先天性の病気によるものだが、遺族によると、健太ちゃんが大泣きをしたのに、男性ヘルパーは救急車を呼ばなかったという。

コムスンとの契約では体調に異変があった場合、救急車などを呼ぶことになっており、遺族は「速やかな治療を受けさせなかったことが、死因につながったのでは」と話している。

■2007.6.13  東京・高田馬場のスーパー店火災、火遊び小学5年生を補導 男子児童は知的障害を抱える
東京・高田馬場の14階建てマンションの1階に入るディスカウントストア「オリンピック早稲田店」で今年4月に発生した火災で、警視庁少年事件課と戸塚署は13日、店内で火遊びをしていたとして、近くに住む区立小5年の男子児童(10)を補導し、都児童相談センターに通告したと発表した。

男子児童は知的障害を抱えており、日ごろから、店内で商品をいじるなど、いたずらする様子が見かけられていた。

同課では12日、男子児童から約2時間にわたって事情を聞いたが、火を付けたことについて、「店には行ったが、(詳しくは)教えない」と答えたという。

 

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