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 2008年 
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 2008. 7.15 介護職「賃金に不満」5割 平均時給1044円
 2008. 7.26 介護・福祉:職員の6割慢性疲労 切迫流産4人に1人


■2008.7.15  介護職「賃金に不満」5割 平均時給1044円
厚生労働省所管の財団法人「介護労働安定センター」が14日発表した2007年度の介護労働実態調査結果で、ホームヘルパーら介護労働者の49・4%が「仕事内容の割に賃金が低い」との不満を抱いていることが分かった。

06年度調査の40・3%から9ポイント以上増えた。パートら時給制の従業員は平均時給が前年度比27円減の1044円、従業員全体の平均月収(税込み)は同約2000円減の17万9000円だった。

調査は昨年11−12月、介護労働者約5万1000人と約1万7000事業所を対象に実施、回答率はそれぞれ26%、29%。

賃金以外での仕事に関する労働者の悩みや不満(複数回答)では、「業務に対する社会的評価が低い」(38・4%)「精神的にきつい」(35・7%)が目立った。

事業所への調査では、64・7%が「今の介護報酬では十分な賃金を払えない」と答え、前年度の45・9%から大幅に増加。

■2008.7.26  介護・福祉:職員の6割慢性疲労 切迫流産4人に1人
介護・福祉事業所で働く職員の過半数が、自分の健康に不安を感じていることが、日本医療労働組合連合会の調査で分かった。全体の6割は慢性疲労に悩み、妊娠したことがある女性職員の場合は4人に1人が切迫流産していた。人手不足や長時間勤務による過酷な労働環境が影響しているとみられる。

 

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