残しておきたい福祉ニュース 1996〜社会福祉のニュース
残しておきたい福祉ニュース
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 1996年  |
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| 1996. 8.27 | 寮生8人が焼死 損害賠償を求めていた訴訟の判決 社会福祉法人陽気会 |
| ■1996.8.27 寮生8人が焼死 損害賠償を求めていた訴訟の判決 社会福祉法人陽気会 | |
| 神戸地裁は、社会福祉法人「陽気会」の運営する「陽気寮」（知的障害者授産・更生施設）の火災（一九八六年）で、寮生八人が焼死しそのうちの一人の両親が、「陽気会」に損害賠償を求めていた訴訟の判決を出し、 「火災の発生は防止できなかったとしても、職員らによる組織的な初期消火活動は認められず（当時の当直者七人のうち消化活動をしたのは二人だけで、通報も発生確認から二十三分も遅れた）、非常事態に備えた避難誘導態勢に問題があった」 「視聴覚障害を持つ入所者を二階に一人で寝かせていたのは、不適切な処置だった」 「施設の安全配慮義務を怠っていた」として、 慰謝料千五百万円の賠償責任を認め、すでに支払われている見舞金を除いた千百万円の支払いを命じた。 | |
